取扱説明書
レベルスイッチは液面制御の自動運転及び液面の警報制御又はデジタル指示を行うことのできる液面検出器で堅牢な機構と確実な作動、さらに取付後の調整が不要であることを特長としております。
- ステム(非磁性支柱)
- リードスイッチ及びリード線
- マグネット・フロート
- 端子函
- ストッパー
- ※右図を参照ください。
マグネットフロートがリードスイッチをセットしたステム(非磁性支柱)にそって液面の上昇下降と同時に上下にスライドし、制御点に達した際、フロート内部のマグネットの磁力によって、リードスイッチが開閉し、そのON、OFF信号をリレーに送って液面の制御を行います。
- あらかじめ製作仕様及び承認図にての取付部(フランジ、ネジ込み等)にて、タンク又はその外容器に直接挿入し、フランジ式の場合はボルトナットを締め、ネジ込式の場合は、そのソケットをそのままネジ込むだけで取付完了です。この場合測定液面に対して垂直に取付できるようあらかじめ設計願います。
- 次に端子函を開蓋し、端子板のCom L1,L2,L3,・・・Ln端子と制御回路を結線し取出口よりリード線を延長させて制御機器と結線します。
- スイッチの接点構成(液上昇ONとか下降ONとか)は製作仕様打合せの時に指示された通りになっております。
- 注)フロートの吃水線は検出液の比重に定められ、吃水線が検出液面となります。即ちフロートの吃水線が与えられた制御寸法(L1,L2,L3,・・・Ln)に来た時にリードスイッチが作動します。
標準品 | 50VA(AC) | 最大電圧220V(AC) |
特注品 | 110VA(AC) | 最大電圧220V(AC) |
- リードスイッチが過負荷にならないよう、ご注意ください。容量内のリレーを必ず通してください。
- タンクの側壁又はその他の構造物にフロートが接触しないようご注意ください。
- 取扱には衝撃を与えない様、特にご注意ください。
- 全長が3m以上になる時は適宜サポートを取付けてください。
- 計器の性能を維持するために定期点検をお願い致します。
- 本器の特に必要な点検箇所は粘性液の場合の付着物です。汚れの多い場合、定期的にフロートのスライド部分の付着物を清掃して下さい。
納入後1年間保証致します。
ただし、保証期間中でも次に示す事例の場合は保証いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
- 天災によって生じた故障(地震、雷、火事、風水害等)
- 取扱上の不注意にて生じた故障
- 打合せ仕様以外の条件にて使用されたとき
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